061クセを知る
金曜は銀座、渋谷、池袋、住吉と大移動日でした。
銀座での打ち合わせ後は事務所に戻り仕事を片づけ、ダッシュで池袋に移動。
ISIS編集学校のワークショップに参加してきました。
前から気になっていたのでメルマガから情報得て試しに参加することに。
もの書きと編集者はちょっとアコガレ職業の一つでして
校長の松岡正剛さんは私の中ではトップオブ編集者の一人です。
しかし最近見た目がヤギのおじいさんみたいになってきてるな。
内容は脈略のない言葉の羅列や、思いついた言葉や図柄をどんどん書いて
それある視点を持ってまとめ直したりする、などなどの
ちょっとしたカリキュラムを同じテーブルの人と一緒に行いました。
すると短時間ですがそこでわかったのは自分の思考のクセ。
まずそれを知り、客観視すること、クセというのは無意識、
その無意識の意識化をするというのは編集のとっかかりの一つだという話などがありました。
なかなかおもしろかったので本入学しようかと思いましたが
これ以上習い事を増やすとパンクしそうなので、まずは時間の整理が必要です。
それが20時に終わり、池袋から住吉まで首都高と吹っ飛ばしその後はいつもの歌の教室へ。
かれこれ習い始めて1年強になりますがいまだに悪いクセを指摘され続けています。
そら〜38年も使ってた声、なかなかなおるもんでありません。
舌っ足らずだということも歌を習い始めてから指摘されて初めて気づきました。
他の人にも聞いてみると、なんと知らなかったのは自分だけだったようです。
習う前よりはいい感じになりつつはあるようですが、
まだまだ悪いクセは鋭く細かく指摘されます。
自分のクセを知った上で、それを治したり、生かしたり、使いこなしたりすることが
ファーストステップだ、ということを編集と歌のレッスンを同じ日に受けたことで、
その共通項を見いだしたという一日でした。
おそらくこれは生きていくこと全般に応用できるのだろうとも思いました。
なんか自己啓発本みたいなこといってるような気がしてきた。
自分の写真表紙して本でも書こうかな、カツ○ーばりに。ウソです。
まあ自分のことは一番わかっているようで一番わかってない。
わかってるつもりでいて、この年にしてまた他人からの指摘や自分の気付きで
また変わっていくっていうのはなかなか面白いことです。
写真:特になかったので以前学校の工房裏でとったもの。
焼き物の破片でもあるし、
へへへへへへっ、にも見えるしくくくくくくっ、にも見える。
物事の見方のバリエーションを増やすのも
編集の取っ掛かりの一つという話もでてました。
ミラクル・オラクル says:
2011-02-23
相変わらずの”ミーハー”ご健在。
なによりです。
”クセ”というか、持って生まれた”気質”は基本的に治るものではなく、
また治す必要もないと思っているのですが・・・。
ですから、治したりはいらないので、
今後もどんどん”生かしたり、使いこなしたり”なされば良いかと。
なんにせよ、360度思考で物事を”観る”ことは良いことですよね。
ところでいつ札幌に来はんのん?