mamicosha 株式会社マミコ社

041洗濯屋○○ちゃん

染み抜きの手元

先日実家に帰って店の方に入ったところずっと目にしてきたものなので気づかなかったけど、
もしかしてカッコいいんじゃないか?と気づき、店の工場の方の写真を撮ってみた。

そう、私はクリーニング屋の娘です。大学の時 “クリーニングマミ” と呼ばれていました。
元ネタはいわずもがな(?)クリーミーマミ。
そしてオトウは一時期 “洗濯屋タカちゃん” と呼ばれていました。
この元ネタは大人になって判明。これを知ってる人はそれなりのお年かと。
子供の前で下ネタか。そんなおおらかな一家です。

実家にいるときはなんでもかんでも店のほうで洗ってもらい、ぜんぜん気にしなかったけど
家を出て一人暮らしを初め、外のクリーニング屋に出したとき
汚れも染みも落ちてないのに戻ってくることに衝撃を受ける。
それをオカンに伝えると、「そうよ、うちはうまいんだから。」といいつつ
落ちないで帰ってきたもの目の前でちょちょいと消してくれる。
染み抜き台は理科の実験のような薬品がならんでいて
勉強会などにいき、いろいろな方法を取得してくるらしい。

夏になると工場はプレスやアイロンの蒸気で40度ちかくになり、
そんな中働く姿を見て、その一枚が私の学費になっていたのかと思うと
学生のころもっと手伝いをするべきだったと反省する。
まあ家を出て働いてみてわかることなのだけれど。

東京にでてきて今でも近所でここまで落とせるクリーニング屋に出会わない。
そして落ちてこないと実家にもって帰って洗い直してもらっている。
落ちない汚れや頑固なシミは清水クリーニングまでご用命を。

写真;
上、タカちゃん染み抜き中。
下左上、年期の入ったアイロン。とても重い。ゆえにオカンは腕相撲がとても強い。
下右上、ドライ機ドラム。子供のころ叱られるとここに入れると脅された。
下左下、染み抜きガン。なぜかマリリンモンローが背後で微笑む。
下右下、ワイシャツボディーアイロンマシーン。動いてる様は非常にかっこいい。プシュー!

清水クリーニング

data:
2010-05-16

category:
daily »

矢萩 says:

2010-05-19

なつかしい。

カウンター越しの景色、思い出す。
写真見ただけで、まめんちを強烈に思い出す。

なんか、全身くすぐったい気分になるのは何故?

宇宙イチ、心の広いご両親は元気?

「いちいち、家のチャイム鳴らさないでよ~」
と、家族のように受け入れてくださったオカン。
笑うと、女の子みたいにエクボが可愛かった、オトウ。
口数少なかったけど、モデルのように可愛かった、ななちゃん。
もう生きてないよね…コロ。

まめのご両親には、お世話になりっぱなしで。何も恩返しできてないな…。
今度、こっちの土産でも持って、内緒で襲撃に行こうかな。

あとさ、大事なこと、忘れないでよね!
少なくとも、中学時代からクリーニング・マミは言われてたから!
じゃね。

mame says:

2010-05-20

>ヤハ!!!
やだー、なんかちょっと泣けるなー。
クリーニング・マミ中学からだっけ?そうかー忘れてたよー。
コロはさすがに死んじゃいました。いまはラムという小さいのがいます。
オカンとオトウは相変わらず元気です。
ナナコはビジンダーだけどまだ嫁に行けずにいます。
いってたねー、チャイムならすなって。
ヤハは最高回数うちに来てたかもねー。よくバンドの練習したよねー。
音が田んぼの方まで聞こえてたらしいけど一度も苦情がでなかったという。
襲撃しにきてよ。私のいるときにね。軽井沢にも襲撃にいこっと。