mamicosha 株式会社マミコ社

040渡世修行中のしがなき女にござんす

緋牡丹博徒

なぜかいま今さらハマった『緋牡丹博徒』。
ちょっと前、着物の本で紹介されていて気になっていたらツタヤで見つけて現在3作目。
出だしからやられました。藤純子の美しいこと美しいこと。
黒の紗に透かし牡丹、ちらりと覗く赤い襦袢、欲しい!
そんな粋な姿でドスを扇子のごとく振りかざし踊るように戦うシーンもいいけど
はじきを袖から出した瞬間が好き。そこで「死んでもらいます」。ひー!
賭場で肩に羽織を掛け、まるで茶道をするがごとくで壷を降る仕草も美しい!
とにかくいい、かっこいい!

お話はいつも同じパターンで、なんで旅カラスなのに殴り込み前に着物が変えられるの?
とか、そんな大勢相手に着崩れないの?とかとかもうそんなのどうでもよくて
粋と日本的様式美のてんこもり。まさに歌舞伎の世界。

「名は○○、性は○○、通り名を緋牡丹のお豆と発します。渡世修行中のしがなき女にござんす。」
言ってみたーい。どこで?

写真:
初の禁じ手ありもの画像。一応バランスみて並べてます。
なにかイメージの写真を撮ろうかと思ったけどこの濃さにはかなわない。
このサイズ、“スピードポスター”というものらしい。どこに貼るサイズだろう。

data:
2010-05-14

category:
movie »

Ben says:

2010-05-15

相変わらずというか、やっぱりというか、又妙なものにはまったね。
悔しかったら紗でも羽織っていっかいおいで。

ミラクル・オラクル says:

2010-05-15

ザンネンなことにTSUTAYAに第1作目がないのです。
仕方がないので2作目の”花札勝負”と名作と言われている”お竜参上”(弟6作)を借りてきました。
相手役はなんちっても菅原の文太あにぃがいっちお気に入りです。
にしてもまあ、なんとホレボレすることよ!
ヅカチビッコクラスメート時代の俊藤純子さんはこの世のものとは思えない”美少女”でしたが、
お竜さんになった”藤純子”はさらに美しさの極みです。
私の中での”最後のスター女優”です。
確かにストーリーはワンパターン、辻褄はぜんぜん無茶苦茶、リアリティまったくなし。
でも、いいんです、美しければ。
カッコよければ、すべて善し!ですよね!!!!

”妙なもの”などと宣る朴念仁など気にせずに
ぜひ、マメ姐さんもなり振り構わず、場所問わず、
”通り名をサヤエンドウのお豆と発します”とサイケに仁義を切って下さいませぃっ!

mame says:

2010-05-16

>Benさん
ですねー、なんででしょう。
でもハマるときってなんかいろいろとタイミングが重なるんですよね。
それがとても面白いです。
そして残念なことに夏に着物を着ると閉所恐怖症を発症するんですよ笑。

>ミラオラさん
そうですカッコよければすべてよしです!
サヤエンドウの入れ墨はヨワッチいなぁ。キッチュというべきでしょうか。
またその時代のカッコいい映画教えてください。